母乳とミルクを併用しているところは、最初は反射で吸うようにインプットされているため、母乳もちゃんと飲むが、そのうち、母乳よりミルクの方がよく出ることを認識してしまうと、母乳を飲まなくなってしまう子もいるらしいと聞いていた。
我が子も例に漏れず、母乳を吸わなくなってきた。
少し前までは、母乳を飲み干して、もう出ていなくてもしゃぶっていたのだが、最近は途中で動き出したり、吸うのをやめてしまうことが増えた。しかも、吸ってるときに、妻と話をしたり、顔を近づけたりすると、集中力が途切れて吸うのをやめてしまうことも。それからというもの、我が子の集中が切れないように授乳中はなるべく静かにしている。我が家では授乳の時間に、なんともいえない緊迫した空間と化すのだ。母乳は免疫も入ってるし、せっかく私が栄養を考えて作ったご飯に含まれる栄養素も入っている。ぜひ多く飲んでほしいのだよ。
話変わって、5〜6か月頃になると、首が座ってゲップを出させなくても良くなる。つまり、食後の豪快なゲップを見られるのもあとわずかしかないのだ。
それを悲しんだ妻が、今のうちにゲップの動画を収めておこうと言い出した。
確かに、ゲップは今迄動画に収めていなかったので、撮っておきたいなと思い、現在トライ中である。しかし、これがなかなか難しい。ゲップしたなと思っても、空気が抜けるような音だと、スマホの動画撮影ではうまく音が拾えず、顔の表情も変わらないので、動画でみると何も起こっていないようになる。超巨大な一発を奇跡的に撮れるよう、トライを続けている。オーロラみたいな、もう少し上品な奇跡を待ちたいものだが、これはこれで楽しい。